メディカルライターになって海外取材に行こう!

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医療ライターになって海外取材に行こう

薬剤師として医療関係の仕事に関わっていると、国際学会参加などの海外出張にあこがれますよね。
わたしは独立してから1回だけ海外取材の依頼を受けたことがあります。

今回は、メディカルライターになると海外出張に行く機会が多いのかどうかについてお話したいと思います。

医療ライターは海外出張に行く機会があるというのは本当か

本当です。

同様に英語でのコミュニケーションがとれるカメラマンさんも、海外学会や座談会の取材に呼び出されることが多いようです。

海外取材の案件はどのようなものか

国際学会で話題にされるような大型の医薬品を持っている製薬メーカーさんとの取り引きがあり、その医薬品に関するお仕事を受けていると海外取材の案件が舞い込んでくることがあります。

具体的にどのようなことを海外で取材してくるのかをみてみましょう。

座談会

米国の医師と日本の医師の英語による座談会。
制作会社のライター・編集や営業などのスタッフは座談会開始2時間ほど前に会場入りし、会場のセッティング・確認をします。
座談会が始まってからは、空調がききすぎていないか、医師のお飲み物が無くなっていないかなどを確認したり、写真やビデオの撮影、音声の録音などをします。

学会取材

取材内容は口演のものもあれば、ポスター発表のものもあります。
たいていの場合、取材前に取材する演題をリストアップしていくのですが、取材する演題が重なっているところは、スタッフが手分けをして取材をします。

そのほかとして、海外の医療系の大学や施設などの取材を行うこともあります。

海外取材にいくチャンスを得るためにすべきこと

海外出張は、国内出張以上に予算がかかるため、人数も絞って人件費を削る傾向にあります(宿泊費・交通費もばかにならないですからね)。

そのため、ときには一人で取材をしなくてはならない場面も出てきます。そのときに欠かせないのが英語です。

英語の取材対象の演題を漏れのないように取材しなければなりませんからね!

普段から英語の勉強をして、TOEICを受けるなどの下準備をしておくと、海外取材のチャンスを手に入れる近道になりますよ!